発達障害に薬はいらない

発達障害に薬はいらない

1.発達障害とは

食事と生活での脳の神経細胞のダメ-ジと精神面の発達障害がある。イライラする。じっとできない、怖がる、ふにゃふにゃで体幹がない、体の軸がない。分類はあいまい。体のダメ-ジが精神面につながっている。優れている部分もあるが劣っている部分もある。チェックリストにいくつか当てはまることになれば安易に発達障害と診断されやすい。したがって発達障害と安易に診断される子供は急増している。このような子供は寝ない、寝つきが悪い、音に敏感、チック症候群がある、体幹がしっかりしていない、蕁麻疹、鼻炎、筋力や体力がない、運動機能障害がある。

2.メチレーション回路

メチレーション回路とは代謝回路の一つである。代謝とは生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生命維持のための生化学反応をいう。発達障害の子供はメチレーション回路が阻害されている。

メチレーション回路。これらの5回路が歯車でつながって1つの経路のようになっている。1つが働かなくなると他の歯車もうまく回らない。

神経物質回路ではセロトニン不足でいらいらする、怖がり、睡眠不足、パニックになりドーパミンが多量になると多動、騒ぐ、ドーパミンが不足すると脳の誤作動、集中力低下、眠い、やる気がないということが起こる。代謝障害でおこる症状では勉強に集中できない、感情のコントロ-ルができない、感染症にかかりやすい、知覚や感覚の障害、運動能力の低下になる。

発達障害は脳の障害だけでなく体全体の障害であるがその本質は代謝障害である。

代謝障害を改善するには多くの酵素が必要になる。

 

3.酵素と代謝食事

「酵素」とは、主にたんぱく質で構成されており、人間や動物、植物などすべての生き物が生きていくうえで必要な、消化・吸収・代謝などの化学反応を促進するものです。私たちの体の中にはおよそ5000種類の酵素があるといわれているが、各酵素は一つの働きのみをするスペシャリストであり、大きく「消化酵素」と「代謝酵素」に分けられます。メチレーション回路では葉酸(生の葉野菜に含まれる)が大事でこれをメチル化するにはたくさんの酵素が必要である。酵素が働くにはビタミンやミネラルが必要になる。ビタミンやミネラルが入ってない食事というのは糖質中心の食事になっている。動物性のたんぱく質が中心の食事をすることが重要。まず偏食、甘いもの、麺類など炭水化物中心の食事を止める。体の炎症がある、またストレスがあるとうまくビタミン、ミネラルが回らない。べん、尿、肝臓のトラブルがないかを見直す。炎症の原因になっている食品をとらない。糖質の食品や化学物質の入っている食品を1ケ月やめる。そうすれば体が改善する。小麦、乳製品は良くない。サプリメントよりも自然な食品をとること。発達障害は適切な対策をしていれば改善する。胎生期も発達障害には影響がある。

4.炎症を止める1.

遺伝子のスイッチのオンとオフ。環境によって遺伝子の現れ方が違う。遺伝子が同じであっても環境によって現れ方が違う。

代謝を阻害する4要因 1.炎症 2.有害物質 3.栄養不足 4.ストレス

1.炎症を止める1 皮膚、粘膜に炎症があるとアトピ-、蕁麻疹が出る。脳に出ると脳のグリア細胞が信号を送る。自閉症の子供は生後すぐからこの症状があることがある。母体に有害物質があると子供に炎症が出やすい。 炎症を起こさない、炎症を鎮める。すなわちそのような子供の食事が大事。母親の食事は子供の食事に影響する。脳の炎症はきずきにくい。

2.腸の炎症  食べ物から腸の炎症が起きる。超粘膜が炎症が起きると有害物を腸が吸収してしまう。そうすると脳にまで炎症が起きる。脳に炎症が起きると腸に炎症を起こす。食品が炎症を起こす場合は精白砂糖、小麦製品、乳製品がある。特に小麦製品のグルテンのグリアジンは腸の粘膜を壊す。現在の小麦は品種改良で昔の小麦でない。これは人の消化酵素で消化できない。胃の中の消化できないものは人体の中に入っていく。これは人体の組織と構造が似ているため人体はこれを敵とみなして人体自信を攻撃する。それが自閉症や多動症となって現れる。特にパンは甘味料、添加物が多くもっとも注意が必要。牛乳もそうであり今は、高温で加熱されタンパク質が変質されており体内のカルシュウムが排出される。さらにビタミン、ミネラルが排出される。市販の牛乳は見た目をよくするため細かく砕いた脂肪球が入っている。トランス脂肪酸を作っている。今の牛乳は集中力の欠如、炎症をひきおこしやすい、多動の原因になる。体に良いということを信じて飲む、子供に飲ませるのは非常に危険であり症状を悪化させる。小麦製品は一時の快感から中毒症状を起こしている。特にパンなどの小麦製品は止められない人が多い。一時のうまいという快感がある。母親からやめることができれば子供は止められる。実際にはこれが一番むつかしい。3週間、2週間でもいいから小麦製品、乳製品を止めることができれば改善できる。

6.有害物質を避ける1  砂糖、人工甘味料、農薬、殺虫剤、超カビなどがあるが完全に除去することは不可能。食事の記録をしておくこと。砂糖はタンパク質と結合すると酵素の働きが阻害される。血糖値の乱高下が起きる。自律神経が乱れる。ウィルスやカビが入ってくる。インスリンが出まくると炎症を送す。ストレスで炎症が起こる。人工甘味料は砂糖よりも有害。加糖ブドウ糖液は遺伝子組み換えのトウモロコシから作られている。砂糖の行っているものは厳禁。有害金属はミネラルの代わりに酵素に結合する。

7.有害物質を避ける2  遺伝子組み換え食品、除草剤。遺伝子組み換え食品は作物のたんぱく質構造が違うので体の免疫が攻撃し自身の体まで攻撃する。トウモロコシ、綿、パパイヤ、ジャガイモなどがある。遺伝子組み換えでないものを買う。外食を減らす。信頼できる業者のものを買う。遺伝子組み換え食品は除草剤に耐性があるものである。これらはしたがって腸の免疫システムを壊す。1990年以降の農薬はネオニコチネイド系(タバコ等に含まれるニコチンに良く似た構造を持っている殺虫剤の総称で、新規開発から間もない、比較的新しいタイプの農薬)である。

たくさんある着色料、発色剤をできるだけ避ける。化学調味料の使われているのはスナック菓子、レトルト食品、インスタントラーメン。極力避ける。これらは炎症、神経毒、しびれ、吐き気、眠気などたくさんの障害を起こす。

危険なことはこれらの着色料、発色剤、化学調味料の使われている食事をしているとこれらの使われていない食事では物足りなさを感じる。

8.栄養不足を改善する   阻害要因を排除しないと栄養素が効かない。自然で消化しやすいものをとる。加工品を食べない。ハム、ウィンナ-、加工品をとらない。肉、卵など加工していないものを食べる。発酵食品を食べる。7割の自閉症スペクトラムの人は偏食である。食感が過敏。飲み込まずくのなかで食べ物がある。炭水化物だけを食べている。野菜、肉、魚を食べない。

発達障害に効果のあるサプリメント 

メラトニン*** 睡眠促進剤

カルニチン*** ミトコンドリアの働きを助ける

NAC(N)

9.ストレスを避ける    ストレスを避ける生活をする。強い精神的なストレスがかかると常に不安、緊張になると様々な障害が出る。消化が良くできない。酸素が行き渡らない。体が消耗する。血流が悪くなる。多くのホルモンが分泌され消化される。副交感神経に異常を与える。表情がなくなったり、過敏になったりする。強いストレスについては両親の不仲やいじめ、受験期のストレスがあったりするとかなりのダメ-ジがある。大学生になったときや社会人になったときに発達障害があらわれるときがある。対策としては易しく脳を刺激する。脳のダメ-ジを受けた神経は回復し発達していくので修復に必要な栄養を与える。発達障害の障害が出て何年たっても遅すぎることはない。対策の一つはアイウベ体操でア イ ウ ベ と口で発音していく。もう一つは周りの精神的な見守りで寄り添うこと。親や周囲の大人が現状にしっかり向き合って話を聞いたりすること。苦しいときは逃げてもいいと教えること。発達障害の子供とはインフルエンザに罹ったときに数学の公式を理解できるかという状態のこと。さらに柔軟性である。親が冷静になり、大きく構え原因を探ったり、対策を探す。親子のスキンシップやコミュニケ-ションが大事。個人差があることを認識すること。

10.食事と生活の大事なポイント    薬はセロトニンの代謝をブロックする。長期薬を飲んでいるとやめたとき数年後障害が出てくる時がある。できるだけ薬は飲まない。妊娠中の母体が何よりも重要。子供の好き嫌いは味覚障害がある。味覚障害を悪化させるものはミネラル不足、加工食品の取りすぎ、体の炎症、小麦製品の取りすぎ、小麦や砂糖には中毒性がある。おかし、ジュ-ス、パン、菓子パンは中毒性がある。クッキ-タイプの栄養補助食品は裏の成分表示を見ると必ず小麦、砂糖、グルテンが入っているのでこれは危ない。これが発達障害に影響する。栄養補助食品のキャッチコピ-に惑わされないこと。食事は出し物をとる、細かく刻む。食事改善は家族全員で同じものをとる。子供に体調不良があるということは家族に体調不良があるということになる。添加物や揚げ物を減らす。ビタミン、ミネラルをとる。発達障害の人間は本人もつらかったと思うこと。良質な食事を与えていなかったということ。記録も大切。これを食べたらこんな症状だったということを記録すること 記憶だけだと不正確、記憶は自分の都合の良いように書き換えられる。

11.発達障害の成り立ちとメカニズム  妊娠中は発達障害のリスクが高い。脳の発達は遺伝子によって決まっている。大脳は右脳と左脳があり二つは脳梁でつながっている。脳の発育は下から上に発達成長していく。受精後26週で成長する。脳の成長は生まれてからも続く。1歳で一生の脳の形ができる。3歳で3倍になる。6歳で90%できる。12歳で大人の脳になる。

12.右脳と左脳の障害の特徴 

右脳機能の障害 右脳がダメ-ジを受けたとき

自己免疫の疾患、アレルギ-喘息、慢性的植毛過敏症、リーキ-ガット(腸壁バリアが壊れて隙間ができ、腸内にあるべき細菌や食物成分が身体の中に入ってしまう現象で、身体のさまざまな不調)

自分の体が感じられないような状況になる  筋力の張力が弱い、姿勢を保つ筋力が弱い、連携のとれた動きができず奇妙な歩行をする、バランスを崩しやすい。

対人関係のトラブル 社交スキルの低下で状況にそぐわないことをいう。人の顔や人そのものを覚えられない。味覚が弱い。1か所を見たり

創作力が低下  非言語的コミュニケ-ションが苦手。読むことができても文章の意味が分からない。味覚が弱い。1か所を見たり人と目を合わすことができない。

起こりやすい障害 ADHD、アスペルガ-、強迫性障害、犯行挑発性障害、広汎性発達障害、協調運動発達障害、チック

左脳機能の障害 左脳がダメ-ジを受けたとき

免疫防御の低下。体内に細菌やウイルスが増えやすい。副鼻腔や肺機能が侵されやすい。不整脈も起きやすい。物事を順番にすることが難しい。手先が不器用。ルールのあるスポ-ツが苦手。ダンス、スポ-ツが苦手、自分が表現できない。他人から自分が見られるのが気になる。自分が表現できないので罪悪感を持ちやすい。記憶力に問題が生じる。 摂食障害、失読症、言語障害、読書障害、場面寡黙症

母親が炎症を起こしていたら胎児も影響を受けている。一歳までの頭が大きいこともある。しかしダメ-ジを受けた脳は回復する。脳は何歳になっても回復することができる。

必要なことは原因となっていることを除去する。再生するための栄養や原材料を補給する。ダメ-ジを受けているところに刺激を与える。

 

再掲

酵素が働くにはビタミンやミネラルが必要になる。ビタミンやミネラルが入ってない食事というのは糖質中心の食事になっている。動物性のたんぱく質が中心の食事をすることが重要。まず偏食、甘いもの、麺類など炭水化物中心の食事を止める。体の炎症がある、またストレスがあるとうまくビタミン、ミネラルが回らない。べん、尿、肝臓のトラブルがないかを見直す。炎症の原因になっている食品をとらない。糖質の食品や化学物質の入っている食品を1ケ月やめる。そうすれば体が改善する。小麦、乳製品は良くない。サプリメントよりも自然な食品をとること。発達障害は適切な対策をしていれば改善する。胎生期も発達障害には影響がある。

ナイアシンアミドについて

ナイアシンアミドとはビタミンB3と呼ばれているビタミンの一種でニコチン酸アミドとも呼ばれている。上のナイアシンアミドはアマゾンで買ったもので買ったときは送料込みで1450円でした。 魚、肉、豆、穀物などの食べ物に含まれている成分で、医薬部外品の有効成分として認められている。ナイアシンアミドは身体の中ではほとんど作られない。体内の脂肪や糖分の代謝に深く関る栄養素でナイアシンには、様々な症状への有効性が期待され、臨床でも使用され始めている。

ナイアシンはニコチンアミドとニコチン酸の総称。 ニコチン酸はビタミンの一種で、体の酸化還元反応にかかわっています。また、皮膚や粘膜を正常にたもつ働きや、血行をよくする作用がある。欠乏症としてペラグラ(日光皮膚炎、吐き気、下痢、不眠)という病気があり、「抗ペラグラ因子ビタミン」とも呼ばれる。ニコチン酸の不足によるペラグラをはじめ、皮膚炎や湿疹、口内炎などに用いると効果的である。そのほか、血流改善効果を狙って、しもやけや手足の冷え症状、耳鳴、肩こりなどに用いることがある。ニコチン酸を多く含む食品には、肉類、レバー、豆類などなどがある。ニコチン酸アミド(ナイアシンアミド)として通常成人1日25~200mgを経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。体の代謝では半分以上がナイアシンが作用している。

左がニコチン酸、右がニコチンアミド。両者は容易に変換できる。両者はほとんど構造が同じ、ベンゼン環についているニコチン酸の-OHのフェニル基が ニコチン酸アミドではアミノ基-NH2になっているだけ。

画像

ナイアシンを十分に摂取することで、以下のような健康・美容への効果が期待できます。

<健康面>
・糖質、脂質、たんぱく質の代謝を促す
・アルコールの代謝を促す
・皮膚や粘膜を健康に保つ
・メンタルを良好に保つ

<美容面>
・肌の代謝を促す
・セラミド(細胞どうしや水分をつなぎとめているのが、肌の必須成分)の生成を促し、うるおいをアップする

・コラーゲンの合成を促し、ハリのある肌に導く

◼️ナイアシンが不足すると体の不調にもつながる
ナイアシンの1日の摂取目安量は、成人男性で15㎎NE程度、成人女性で12㎎NE程度です
ナイアシンは健康や美容の維持に必要な栄養素のため、摂取量が不足すると、以下のような症状が起こることも……。

・発疹などの皮膚症状
・口舌炎
・下痢や便秘
神経障害
・食欲不振
不眠
イライラ  など

ナイアシン不足による不調を防ぐためにも、ナイアシンを多く含んでいるカツオ・マグロ・鶏むね肉・鶏ささみ・レバー・しいたけ・ナッツ類・穀類などの食材を積極的に摂取する。「自炊はあまりしない」「食べ物の好き嫌いが多い」などという人の場合は、サプリメントで摂取する。

ウツ、統合失調症などナイアシンの効果は統合失調の幻覚や妄想が改善することが報告されている。2週間から4週間で改善することもあった。判断力のアップがあるようだ。統合失調症はナイアシン欠乏症という人もいる。人によっては3年ぐらいかかる場合もある。

 

 

すべての不調は自分で治せる 藤川徳美著

1.著者の紹介

著者は広島の精神科医。気分がすぐれない、やる気が出ない患者が多い。ウツ、パニック障害の患者が多い。慢性疾患の患者が多い。ADHD、リュウマチ、アトピ-、神経難病、ガン、糖尿病などの患者が多い。あらゆる慢性疾患は分子栄養学で治せる。栄養を重視しない医師が多い。栄養を勉強している一般人の方が優れている。三石理論(分子栄養学)、オーソモレキュラ-(ギリシャ語で「正しい」を意味するオーソ(Ortho)」と、「分子」を意味する「モレキュラー(Molecular)」を組み合わせたもの。ビタミンやミネラル等の栄養素を正しく取り入れることで、病気の予防や治療を行う医療)。バランスがいい食事というのは実は栄養不足であるということ。質的栄養失調になっている。糖質過多、たんぱく質不足、脂肪酸不足、ビタミン不足になって自分で病気になっている。もっとも必要な栄養は炭水化物ではない。タンパク質とミネラル、ビタミンの絶対量をとることが重要。この絶対量とはその人が摂取できるMaxの量。

2.たんぱく質をとる(1)

タンパク質が最重要な栄養素。DNAにはたんぱく質の作り方が書いてある。代謝とはアミノ酸からタンパク質を作っては壊す過程のこと。タンパク質がたくさんあれば病気が改善していく。たんぱく質が十分でないため不調が起きる。したがってタンパク質がたくさん摂取されて代謝が機能すれば病気は改善する。これが自然治癒力。たんぱく質の必要量は体重×0.1%である。したがって50キロの人であれば50gである。それ以上摂取しても体外に排出される。しかし最初は慣れていない人は最初は10g程度でよく徐々に増やしていけばよい。プロテインはソイとホエイがあるがホエイが効果がある。さらにホエイには2種類ありWPC(乳頭あり)とWPI(乳頭なし)がある。女性はやや飲みにくい人が多い。その人は1日5gでもいいので2~3月は続けて飲んでいく。プロテインを飲んでいれば薬の効きがよくなる。さらに鉄剤などが飲めるようになる。元気になる。疲れにくくなる。著者によると精神的に不調で休職した人がすべて例外なく復職したという。

3.たんぱく質をとる(2)

タンパク質をとっても改善しない場合

(1)規定量のプロテインを飲んでいない。

(2)糖質制限がされていない。パン、ごはんを食べない。甘いものをたべている。これでは改善しない。 肉、魚、卵を食べる。

(3)病気の期間が長い人は時間が長い。10年薬を飲んでいる人はプロテインを飲んでも2年はかかる。

(4)高齢者はプロテインを飲んでも時間がかかる。細胞の変わるのは20歳ぐらいの子でも1回の細胞が変わるのは1か月、それが3回必要なので3ケ月かかる。50歳では1回が100日で3回だから1年はかかる。70歳の人は1回が200日なので3回は600日、すると2年はかかる。

どれも糖質制限が必要である。また季節の変わり目に弱い。心理的に脆弱。こんな人はタンパク質が必要。タンパク質過剰の人はいない。普通の人はたんぱく質不足になる。妊娠中、授乳中はタンパク質、鉄分は必要。プロテインが摂取できなければゆで卵を5個食べること。タンパク質の目安は(BUNが8.0~20.0mg/dL タンパク質が代謝されると最終的に尿素となって腎臓から排泄される。この尿素中に含まれる窒素の量が尿素窒素です。尿素の中の窒素は一定なので、血液中の尿素窒素が増えるということは代謝されたタンパク質の量が増えた、すなわち沢山のタンパク質を食べた、あるいは腎臓から尿素の排泄が悪くなったかのどちらかとになる。通常ではクレアチニンと併せて腎臓の機能の指標。)

BUNが10以下 最もタンパク質が不足している。

BUN 10~15 規定量が不足。改善まで数年かかる。

BUN 15~20 プロテインがまだ必要。(藤川氏が必要とする基準で20以上が必要としている)

BUNとクレアチニンの両方が高い場合、腎臓障害の疑いがある。BUNとクレアチニンの両方が低い場合、肝機能障害の疑いがある。

4.鉄分をとる

うつ、パニック障害は鉄不足が多い。フェリチンは肝細胞を中心に全身にある。鉄と結合しているタンパク質でヘモグロビンは血液の中で活動している鉄でフェリチンは貯蔵されている鉄である。フェリチンが欠乏しても欠乏症状がでる。特に女性でイライラする、元気が出ない、頭痛、冷え性などの不定愁訴は鉄不足であることが多い。月経前のPMS症候群はフェリチン不足である。フェリチンは100以上あればいいとされる。日本女性の20歳から49歳の場合フェリチン値は30以下が70%、100以上あるのは20歳代で0%、30歳から40歳代で0.3~1.9%である。フェリチン値が上がらない人は高たんぱく、抵糖質の食事の徹底が必要である。鉄はキレ-ト鉄がいい。海外では鉄不足になっていないのは鉄分の多い肉を食べている。ほうれん草、プル-ンなどに含まれる鉄は非ヘム鉄(植物性のでありこれは大変、吸収効率が悪い。鉄をとる場合はビタミンCを一緒に飲む。鉄をとるときにはビタミンEは鉄を阻害する。

5.ATPを増やす

ATP(アデノシン三リン酸)エネルギーの運搬、貯蔵、供給をする役目をする。ATPが不足すると慢性疾患になる。ATPではグルコ-スと脂肪酸が必要である。グルコ-スは細胞に入ってピルビン酸を作る。そしていろんなビタミンを消費していくが作られるATPが非常に少ない。脂肪酸はダイレクトにATPをたくさん作る。甘いものがやめられないのは意思が弱いからでなく体がグルコ-スが欲しがる。しかしグルコ-スから作られるATPは僅かなのでさらに体がグルコ-スの甘いものをほしがるからである。したがって脂肪酸から作られるATPの方が効率的である。これをケトン体代謝という。このケトン体代謝になると甘いものが欲しくなくなる。そのためには脂肪酸の油(肉、卵、チーズ、バタ-、ラード)をとることが必要となる。

6.メガビタミンをとる

たくさんのビタミンをとることが必要。普通の食事では糖質が多すぎる。糖質は栄養素ではない。糖質はビタミン、ミネラルを大量に消費してしまう。人が必要とするビタミンは先天的に決まっている。ビタミンの代謝は個体差がある。ガンの家系とか糖尿病の家系とかいうのは先天的リスクがあるのではなくて先天的に必要とするビタミンが不足しているからである。糖尿病の遺伝子とかガンの遺伝子があるということではない。ミネラルは必要量とっていればいい。しかしビタミンは人によってとる量が違う。ビタミンの必要な状況は加齢、心理状態、ストレス、食事内容、服薬、合併症では後天的に必要となる。

まず必要なのは高タンパク質で低糖な食事。そして1日に必要な量は鉄(100mg)、ビタミンB(100~300mg),C(3000~9000mg),E(400~800IU)

はじめ方 男(15歳以上)プロテイン、ビタミンB(100~300mg),C(3000~9000mg),E(400~800IU) ほとんどの男性は鉄が必要でない。

女(15歳以上)プロテイン(5g×3)、プロテインが飲めるようになったら鉄、ビタミンB(100~300mg),C(3000~9000mg),E(400~800IU)

7.日本の医師は栄養を知らない

論文の99%がスポンサーがメガファーマ-(大手の製薬会社である)。研究者やスポンサーにとって都合の良いことだけが発表される。ビタミンは危険であるという論文が多い。しかし実態的な研究の裏付けがないものが多い。臨床の裏付けの無いものは信用できるわけがない。科学的治療理論のあるものは信用できる。血液検査だけで判断してはいけない。患者の動き、反応、言葉などの状態を判断しなければいけない。臨床なしに判断する医師が多い。臨床での患者の状態がすべてを表している。臨床と論文との乖離が多いのに論文を信用することが多い。信用できる論文は1%程度しかない。論文を書く研究費を調達するために論文を書いている。

8.日本の課題

医学部では栄養を教えない。理由は先進国では栄養失調などありえないということになっている。薬の臨床試験はゆがめられている。研究結果を製薬会社がゆがめている。特に向精神薬はメガファ-マ-の影響下にある。日本のサプリメントは非常に高い。ソイプロテインの取りすぎは甲状腺に影響がある。サプリメントではキレ-ト鉄がいい。ヘム鉄では効果が弱い。21世紀の勉強法は一般人の方が医師よりも詳しい。重要なネット情報は必ずチェックする。

すべての病気は食事療法で治る 概略

医師 藤川徳美氏の栄養療法について


糖質制限について まず砂糖を止める。男性の場合は3日でケトン代謝になる。野菜ジュ-スなども止める。水分は水、お茶、ブラックコーヒ―だけにする。米・小麦を止める。イモなど根菜類もやめる。女性なら糖質は少しならとってもいい。脳にはブドウ糖がいいというのは大嘘である。昼過ぎには食事をとると眠くなるというのは糖質をとるからである。たまには糖質をとってもいいが先にプロテインを飲んでおくといい。そうすれば血糖値が上がりにくい。まずプロテインから始める。糖質はガンの餌になる。すべての慢性疾患の原因糖質過多たんぱく質不足脂肪酸不足ビタミン不足ミネラル不足である。女性の場合は生理のある女性はすべて鉄不足である。鉄不足の場合はサプリメントからとるしかない。しかし鉄不足であってもたんぱく質がなければ鉄剤はむかむかして鉄剤は飲めない。だから2週間ぐらい前からプロテインを先に飲んでもらう。プロテインを先に飲んでおくと薬の効きが全く違う。プロテインは1日2回ぐらい飲む。回数が多い方がいい。1日のトータルは40グラム程度でいい。それより少なくてもいい。プロテインはソイとホエイがあるがホエイがはるかにいい。プロテインはホエイの方がはるかに優れている。ホエイはバランスよくアミノ酸が含まれている。

 統合失調症の場合は幻覚・反社行動の人は薬が必要だが栄養療法を併用すれば改善する可能性はある。ウツとかパニック、不安障害、脅迫障害の人は栄養状態が改善すればよくなる。まず栄養状態がよくなれば薬が必要でなくなる。糖質制限をすれば糖尿病はよくなる。血液検査をすればだいたい把握できる。鉄不足があれば鉄剤を出す。また全員プロテインを飲んでもらう。ウツ、統合失調症、パニックの人はナイアシンアミドが必要である。高血圧、こむら返り、筋肉の痙攣はマグネシウムを出す。病気の発症は遺伝子による場合が多い。酵素の代謝の問題である。それはタンパク質である。例えば胃がんはビタミンA不足である。胃がんの家系の人はビタミンAを多くとっても体で使ってしまうので常に不足している。鉄分のフェリチンは測定数値が必要なので必ず測っておくこと。子供の注意欠陥、ADHDに関してはこの栄養療法で劇的に改善する。注意欠陥、ADHDの子供は多動でじっとしていられない。そして体幹がぐにゃぐにゃである。ところが鉄分、たんぱく質の足りている子は実におとなしくじっとしていられるのである。すなわち多動、行動障害、ADHD、発達障害の子は鉄、たんぱく質不足になっていることに気が付いた。そこで子供の血液検査を依頼してみると見事に鉄、たんぱく質不足になっている。原因は子供の母親は糖質ばっかり食べている。したがってその子供も糖質ばっかり食べているのである。料理も糖質ばかりの料理である。このような場合、

糖質制限とプロテイン鉄剤(大人はカプセルの鉄剤、子供は水薬の鉄剤)で3ケ月で改善する。それとナイアシンアミドが必要である。ナイアシンアミドは精神が安定する。1年もすれば別人になる。子供は母親の飲める量のだいたい半分でいい。早く治したければ回数を多くすること。今の時代はADHDなどが増加している。これは糖質過多になっているかわりに鉄、たんぱく質不足になっているのだろう。

多くの病気はタンパク質不足であるのでタンパク質を飲むと病気は改善する。タンパク質は体に蓄えられるものじゃないので毎日補充する。

 

発達障害について  藤川徳美著

発達障害とはコミュニケーションができない、問題解決能力、臨機応変さ、想像力や気を利かせる能力の低下など。これは今に始まったことではなく以前からあったと思う。また一部はできてもすべてできている人なんかはいないのではないかと思う。しかし分類は一つは脳の神経細胞のダメ-ジがあること。あと一つは精神面の障害の自閉症だとされること。しかし分類は多岐にわたるようだ。そして、この発達障害と診断される子供は診断基準にもよるが非常に増加しているようだ。今、学校ではクラスに数人の発達障害の子供がいるようだ。つまりじっと座って授業を聞くことができない子供が数人はいるらしい。

ADHDについて 藤川徳美著

落ち着きのない子、多動の子が今は多くいる。じっと座っていられない。鉄、たんぱく不足の母親の子供は必ず落ち着きのない子、多動の子が今は多くいる。じっと座っていられない。ほぼ100%である。鉄たんぱく質不足の母親は体調不足である。子供も母親と同じものを食べているのでそうなる。必要なのは鉄、たんぱく不足である。そのような母親は甘いものや炭水化物ばかり食べている。そのような母親と子供と同時に治療することが必要である。治療には鉄、たんぱく質でこれを1年続ければ驚くほど改善する。母親と子供の割合は母親が飲める量の半分程度でいい。あまりたくさん子供に飲ませすぎない方がいい。早く治したければ少ない量で回数を多くすればいい。今は糖質の食品がスーパ-やコンビニで簡単に手に入る。糖質ばかりを食べていると太ってはいるが栄養失調になっている。糖質制限をしてタンパク質と鉄分をとれば健康になる。若ければ若いほど早い。

多くの病気はタンパク質不足である。肉だって5キロも10キロも食べれるものじゃない。そうなるとサプリメントでとるしかない。タンパク質は体に蓄えられるものじゃないので毎日補充する必要がある。タンパク質をとると薬の量が少なくてすむ。プロテインは謝酵素を活性化する。

 

 

糖尿病

糖尿病の治療をここしばらく続けている。もともとなんでもよく食べる方だった。尿管結石の手術からの定期健診で糖尿病の予備軍のような診断が出たのでそれからの治療である。治療といってもあまり関心はなく病院へ行って薬をもらう程度であった。関心もなく時間は過ぎて行った。当然、一向に良くなる様子もなかった。しかし放置していけば手足切断や失明と大変なことになるので治療に専念することにした。

糖尿病というのは食事の炭水化物(米・麺類・パン)などが消化されてブドウ糖になり血液によって体の細胞に運ばれていく。ここで急激に増えたブドウ糖を抑えるために膵臓から出るインスリンがブドウ糖を調整するがこの調整機能が十分でなくブドウ糖が多いと高血糖で少ないと低血糖になる。通常、血糖値が140mg/dlを超えることはないそうだが血糖値スパイク呼ばれるのは血糖値が40mg/dlまで、あるいはそれ以上に上がった後、急激に下がる現象が起きることをいう。これが放置されると血管が傷つき、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、脳出血、更にはがん、認知症等のリスクが高まることになる。

糖尿病の種類には大きくは1型糖尿病と2型糖尿病がある。1型糖尿病は膵臓でインスリンがほとんど作られない場合か、全く作られない場合でこの場合はインスリンを注射によって補う。2型糖尿病は遺伝的または生活習慣病のものである。2型糖尿病はほとんど自覚症状がなく進行すれば喉が渇き多尿になる。これは血液中の多くなったブドウ糖を体が尿から排出しようとして起きる。したがって喉が非常に乾く。

症状は①喉が渇く、水をよく飲む。②頻尿で回数が多い③疲れやすい④食べるのに体重が減少⑤足がつったりしびれたりする⑥目がかすんだり黒い点が見えたりする⑦傷が治りにくい⑧性機能の衰え(ED)が生じる。

糖尿病の進行 血糖値が高い状態(血糖値の基準は空腹時~110まで 食後2時間~140まで)とされている。血糖値が高いと血管が傷ついたり血液がドロドロになったりする。それで特に毛細血管の複雑になっている目は糖尿病網膜症、糖尿病神経障害のほか、太い血管にも影響があり脳梗塞、心筋梗塞、壊疽など、そして歯周病、ガン、認知症にもなる。もしタバコの喫煙者ではさらにその影響は大きいと思われる。

糖尿病対策

食事療法 厳しい食事制限をしなければならないというわけではなくバランスの良い炭水化物、たんぱく質をとる必要がある。朝食は必ず食べる。野菜を先に食べること。

運動療法有酸素運動を30分程度、1週間に3回程度行う。

R4年5月2日に7キロを2回歩いたり走ったりして運動を行った。しばらく運動をしてなかったので足が痛かった。 しかし何かのアレルギ-にかかったような不快感はなかった。運動不足なのかと思った。続いて翌日のR4年5月3日に走った。この日は前日に14キロ歩いたり走ったりしていたのでさすがに昨日と同じ14キロは走破できず7キロで終わった。この日は3日穀物断ちでご飯や麺類を食べてなかったが食卓にあったサンドイッチを食べた。これがものすごくうまいと感じた。ここで感じたのは、穀物アレルギ-があるのではないかということだった。アレルギ-検査は花粉症の時に1回やった。あの時は熱はないのに頭がガンガンして立ち上がれなかった。風邪ではないようなので検査をしてくれる耳鼻科に行くと15センチくらいのテープに小さなピンが何個かついているのを腕に張り付けてはがし赤くなったところが何のアレルギ-かを調べる検査でその時はブタクサということであった。今回のこの食事をすると出るこの不快感もこの穀物アレルギ-なのかもしれない。

穀物アレルギ-に関して

最近は米アレルギーの症状が増加してきたようだ。原因は米の中の残留農薬と食の変化のようだ。たしかに出荷されるコメの検査では残留農薬の検査はされず見かけの等級だけの検査で終わってしまう。毎年のように多くの農薬が使われている米は残留農薬があっても不思議でなく当然だと思う。自分もほんの少しの田んぼで米を作っているがそれでも農薬を使う。小麦アレルギ-では蕁麻疹(じんましん)や痒みなどの皮膚の炎症、腹痛や下痢、嘔吐などの消化器官の乱れなどがありこれも農薬などが原因していると思われる。

薬物療法 医師の指示での薬を飲む。

男は3日から5日で糖質制限がができる。砂糖はやめるは。お菓子、ジュ-ス、砂糖はやめる。砂糖は一番良くない。水分はお茶、水、ブラックコ-ヒ-とする。もう一つは小麦は良くない。糖尿の人は米も良くない。朝晩は糖質は取らないようにした方がいい。脳を活性するのはブドウ糖ではない。ケトン体なのだ。飴などを食べると膵臓からインスリンが出るので一気に低血糖になる。糖質を取る前にプロテインとる方がいい。

マキタのレシプロソ-JR184Dの紹介

マキタのレシプロソ-JR184Dです。見かけは小さくて,刃も小さいけどそれでも結構使えました。最初は孟宗竹の竹林で竹を切るのに使いましたが、あまりにも竹が多いので今はチェ-ンソ-を使っています。価格は本体のみで13,000円程度(2022年4月現在)です。決して安価ではなくホームセンタ-でたくさんある類似品と比較してみればマキタだけにしっかりした作りになっていることがわかります。買うときに結構迷いましたがマキタの信頼性で決めました。これは本体だけなのであとバッテリ-(できれば2個ほしいところです)と充電器が必要です。

     

 

バッテリ-、充電器とも3,599円(2022年4月現在)で全部揃えると2万円程度かかりますがそれでもノコギリを手で引くよりはるかに便利で時間的に短時間で済むと思います。自分が購入した時はバッテリ-(1個)と充電器で10,000円程度でした。だんだん安くなっているのはやっぱり使う人が多くなっているのだろうと思います。あと替え刃がたくさんあり竹、枝、塩ビ、金属とたくさんの用途にあったあった替え刃があります。

 

 

バッテリ-式の生垣バリカン

電気コ-ド式の生垣バリカンは購入していたのだが家から離れたところにあるようなところのマキ囲いはそうはいかずバッテリー式の生垣バリカンでないとできないと思っていった。それでも昨年までは草刈り機を使って斜めに刈ったり、手刈りの刈込みばさみで刈っていたのだがどうもうまく刈れなかった。今年はお金はかかるが時間的に仕方がないと思いAmazonでバッテリー式の生垣バリカンでマキタのバリカンMUH464DZを購入した。充電器とバッテリ-はレシプロのノコギリのものが使えたので生垣バリカン本体だけでよかった。価格は16,000円程度でまあ、高くもないが、決して安くもない。実際に使ってみると音が静かで「使えるのかな、切れるのかな?」という感じであった。直径が1センチぐらいの枝になるとバリカンの間に挟まってしまい止まってしまう。しかし平面のように揃えて枝を切るとなるとこれでしか使えないと思った。そしていつもは刈りこみから刈った枝を焼却場までもっていくのに2日程度かかっていたが今年は1日で済み時間的にも短かっかった。この時期でないとこのマキ刈りの作業はできない。暖かくなると虫が出てくる。

従来使っていたマキ刈りのマキタMUH3501。この型はもう今はなくMUH3502になっているけど価格も10,000円以内なのでお得感はある。 電源が近くにあるのだったらこれで十分。結構、力も強く直径1センチ程度の柔らかい枝でも簡単に切れる。ちょっとバリカンの長さが短い感じもするけどそんなに広く大きいところでなければこれで十分。片手で使えないこともないけど、それは危険なので必ず両手で使う。

 

インド式秒算術

本屋に行くとインド式秒算術というのに目が行った。そんなに早く計算する方法があるのかと思いちょっと手に取って見た。パラパラをめくっていくと小学校で習った計算とちょっと違うやり方が書いてある。結構面白いかなと思って買うことにした。2桁×2桁では下1桁が10になる場合簡単に出せる計算。3桁でも下1桁が10になる場合簡単に出せる計算を紹介している。知ってると暗算でできそう。あとかなり日本での算数の教え方と違って早く出せるような計算を出してあるけど、少し慣れる必要がありそう。慣れれば日本の計算方法よりは速そうに思う。やっていて思ったのはよく出てくる代表的な計算は覚えていた方が早く計算できるということ。これは日本の九九と同じだろうと思う。

糖尿病と血糖値の指圧

一昨年に尿管結石の手術をして1年半たった。それでタバコを止められたのは良かったのだがそれから甘いものをたくさん食べるようになったのか糖尿病になってしまった。ここ1年間の平均の血糖値は128でそんなに高くはない。ところが中性脂肪が平均736とやたらに高い。これは若い時から高いのである。中性脂肪の基準値は35~150であるようだ。数値はこれくらいで困ったことは夜に眠られないことである。特に食事をとってしばらくするとどうにもこうにも気持ちが悪くなる。トイレに何回もいく。頻尿である。トイレに行くのは仕方がないがそれで眠れないのは弱る。朝の3時過ぎにトイレにたつとそれから気持ちの悪さで眠ることができず着換えて朝の散歩をすることもあった。睡眠剤を勧められたが薬を飲むのは嫌だったので医者の意見にはしたがわなかった。そこでダメもとでyoutubeの動画で医者の意見、指圧などををひたすら見て指圧の動画から動画の通りやってみた。動画からわかったのは食事をとるとブドウ糖が血液の中に出てくる。そのためものすごくそれが血糖であり血糖値ということになる。それを抑えるために膵臓からインスリンが出てきて血糖値を抑えることになる。そうなると自分の場合はどうなのか。それで運動不足かと思い7キロのランニングを10日ばかり続けてみた。最初の1日2日は効果がありよく眠れた。やっぱり運動不足だったんだと思った。しかし毎日7キロ走るのはさすがにこたえた。足が痛い。それだけ走ってもやっぱり最近は確かに食事をするたびに体に違和感を感じる。これは夜中の不快感と関係あるのか?それはよくわからないが、食後の不快感と夜中の不快感の質は全く同じなので血糖値の関係なのだろうとしか思えなかった。それで5か所ぐらいの動画を見ながらその通りやってみた。結果、即、効果があったのは足の裏の指圧のツボを押すというものであった。最初は半信半疑であったが1回の1分を3回ほど両足のうらのツボを押して繰り返ししばらくしたらすごく楽になってその夜もトイレには何回も行ったが眠れないほどの不快感はなかった。指圧もこんなに効果があるのかと思った。

 

槇刈り

今年もこの時期にしているマキ刈り。防風林の役目もしているのだが周りに民家が建っているとどうも放置できなくなって毎年刈っている。もし2、3年放置したら今度、刈るときに大変な量になると思う。なので、毎年刈ることにした。先を一直線に揃えたいのだが今回もやらなかった。

 

数学受験術指南


京都大学の森先生といっても若い方はご存じないと思う。30年以上前のことなので。森先生は当時、京都大学の数学の先生でTVなどで活躍されていた数学の先生であった。結構、面白いことをいう人だなと思っていた。受験数学の採点者というよりは京都大学の数学の入学試験の採点のところの話が気に なってほこりをかぶった本箱から取り出して読んでみた。

京都大学の数学はずっと昔から理系は6題で150分のようだ。最近はいくらかやさしいよう。この本は30年以上前に書かれた本なので現在もそうなのかわからないが、おおまかなところはそれほど変わっていないのではないかと思う。

理系問題は6題で時間、150分なので1題25分となるがこの大学の問題は記述量が多くまた計算量も多いので式変形での転記ミスや計算ミスも多いようだ。ここで作問される「良い問題」とは解き方がわかっている問題ではなく解き方がわからない問題らしい。受験生の立場になると一定の時間である程度の量を書きあげなければならないとなればこれほど「酷」なことはないと思う。問題は記述量が多くまた計算量も多い問題もあるので採点では逆に採点が厳格な判断で行われない。200点満点の答案だと10点前後の誤差はあるらしい。これには受験生も驚くと思う。10点前後となると上下20点にもなる。こうなると答案はできるだけきれいに見やすくすること。採点する側だって汚く見にくい字、そろっていない字は見るだけで嫌だと思う。感覚で採点する場合だってあるよう。こうなると現代国語なんかは全く出題者、採点者の感覚で正解が作られ採点が実行されているのかもしれない。18歳ぐらいで人間の愛憎や喜怒哀楽がわかるのか疑問だと思う。よしんば理解できても文章から受ける感覚を自分の言葉で表現できるだろうか。特に再読して思ったのは答案は文章、手紙だということ。数式は単なる記号ではなく説明のための表現ということ。この本を読んで思ったのは教科書の重要性である。多くの受験生が使ていると思われるチャ-トは略解になっているところも多く。文字を上げても文字の定義がされていないところもある。解答で問題文にない文字を定義したらそれは何なのか定義しないといけない。教科書はそのあたり必要十分で無駄がない。受験参考書は大くの人が「これがいい」とネットで言っているが教科書の重要性はほとんど誰も言わない。1問30点から35点となると大まかには10点刻みだが答案を構成するうえでは実際に書いていくと分量から10点刻みにならないことが多い。実際には問題に与えられている記号、式、意味、それらを使って何をしろと言っているのかがわからないと答案を書くことができない。受験生が6割程度できることが目標らしい。6題で6割となると4題がその範囲である。したがって易しいのが2題、問題文を読めば類題でああ、あれかと思う問題そして、ちょっと難、これは問題の意味の理解に手間取る、解答が数種類ある、計算が多く時間がかかる問題、最後の難しい問題で問題文章が長く題意を理解するのに時間がかかり一読しただけでは何をするのかがわからないような問題となる。こうなるとわかりきっていることや過去問と同一の問題なんて出せないし難問なんかも6題のうち2題以上は出せない。当に易2題、ちょっと難2題、難2題となる。当に易2題、ちょっと難2題を集中的にやればいいことになる。そして余裕があれば後の難2題に当たればいいことである。これで7割取れれば数学に関してはどこでも大丈夫ではと思う。こうなると敵を知ること以外にない。何十年も150分、6題で1問あたり30分前後、受験で志望大学を特定しているのであれば 、このような傾向を過去何十年もやっているとなるとこの過去問を中心にやるしかないのではと思う。

 

 

イタチの出現の続き 

昨日は蚊取り線香を買ってきて納屋の6ケ所に蚊取り線香を焚いた。効果があるのかどうかは今のところわからないがイタチは見ない。今日は再度、100均で買ってきた蚊取り線香をまた6ケ所に備えて炊いた。

さらに今日はネズミやイタチに効果があるらしい超音波の音をコピ-して納屋に仕掛けるつもりである。

 

イタチの出現

この前から納屋の天井がガサガサしていた。いや去年もその前も特に冬になると納屋の天井がガサガサとうるさくネズミかと思っていた。2、3日前納屋に入ると何やら黄色いものが飛び回っていた。顔は何となくかわいい感じがするが、これがあのイタチなのである。そこでどうしたものかと思っていたが忙しいのでそんなこともかまっていられなかった。しかし今日も天井をはい回っていたのでこれは放置できない。どうしたものか。そこでyahoo、youtubeを参考にとみてみた。罠などで捕獲する 。強い光を当てる 。忌避剤(嫌いな臭いをかがせるなど)を使用する。いろいろあるようだ。見つけたのは蚊取り線香を使うという方法。罠、光、忌避剤と設定するのが面倒。100均の金枠で作った檻で捕獲するというのもあったがどうも、捕獲した後はどうするかとなる。光はというと何かの強い光源が必要。忌避剤はいろいろあって迷う。そこで100均で蚊取り線香を購入して6か所に設置。一つの蚊取り線香は6時間ぐらい持つようだ。うまくいかないかもしれないが、これでやってみよう。あとはイタチ、ハクビシン、ネズミが嫌うという超音波。これはyoutubeの中にあったので早速、ICレコ-ダ-に取ってみた。

 

ジャガイモと玉ねぎと蜜柑

1週間ほど前にジャガイモの種イモを植えたのだが1個だけだったがもう芽が出ていた。芽が出てくるのはだいぶあとの時間がかかると思う。収穫は6月末なのでまだまだ時間がかかる。玉ねぎの先がかなり黄色になっていた。化成が不足しているのは分かっていたので園芸化成を散布。これで持ち直してくれればいいのかなと思う。この季節は雑草がそんなに多くないので少しはいいのだが。伊代柑の木の枝が枯れこんでいたので枯れている部分は取り除いた。新芽が出てきて修復できればいいのだが。

筍を探して

季節的にもう筍がもうでているかなと思いハセバを担いで山に入ったけど幾分まだ早いのかまったく筍の頭が出ていなかった。昨日も暖かかったが今日も結構、山の上でも暖かいような感じがした。雨が降ったら雨後の筍でたくさん出てくるかもしれない。

ガソリンチェ-ンソ-で伐採

少し細い竹や木を伐採しているところ。この程度の竹や木だと小さなノコギリで切れないことはないがチェ-ンソ-だと簡単。足元に気を付けながら作業をする。山は足場が悪いところが多く足元が狂えば大けがをする。大変である。このガソリンチェ-ンソ-はガイドバ-が350mmもあるのでもっと大きな木を切るのに使うのだがこの程度のものは簡単に処理できる。

 

ジャガイモの植え付け

昨日まで山で竹や木の手入れをしていた。ジャガイモの植え付けをしないといけないと前から気になっていたので早速の植え付け開始。マルチ張りと穴あけはすでにしてあったのでじゃがいもを植え付けるだけ。たくさんジャガイモの種イモは買ってあったので大丈夫なのだが植え付けする場所が足らないのかなと思っていた。でも何とかなったようだ。冬場でも雑草が多いのはいつものことながら驚かされる。

 

 

竹の枝を掃う

切り倒した竹の枝には竹の節ごとに二股に枝が張り出している若い竹ほど笹が大きいのが特徴である。この笹を切って除かないときれいに竹を積むことができない。鉈でこの笹を掃っていかなければならないがこの作業は危険。鉈は良く砥いであるので注意しないと大変危険である。本来なら笹をまとめてどこかで焼くようなことが必要だが近くにそんな場所はなく、ここで焼こうとするならすぐに山火事になってしまう。竹も同様で本当はこんなに積み重ねるようなことはせず2~3本並べてあとは引きずりおろしてどこかでまとめて焼くことが必要だが笹同様焼くことができないので積んでおくしかない。この孟宗竹を一挙に粉砕できるようあ機械もあるようでどこか行政から借りることもできるようだが機械をここ迄上げることはできない。

 

 

 

マキタ電動ノコの掃除

マキタの電動ノコの掃除はいつも木を切って山から帰ってくるとやっていますが頻繁にしなくてもいいようです。しかし私は毎回やっています。ますカバ-とチェ-ンを外して木くずとオイルが混じってぐちゃぐちゃになったものをきれいにふき取って、再びチェ-ンを装着していくのですがチェ-ンの張りとカバ-についている固定ネジの加減が難しいときがあります。チェ-ンの張は緩くてもいけないがきつくてもチェ-ンが伸びてしまうのでこれもいけない。チェ-ンの張りはきつくても緩くてもいけない。これはむつかしい。バッテリ-式なので燃料はないのですがバッテリ-はすぐ充電しておlきます。バッテリ-の使用時間は使用頻度にもよりますが長く持って2時間程度でしょう。使用頻度が高いともっと短いし大して使わなければもっと長いと思います。あとオイルの充填です。これらがすべて終わったらバッテリ-をつけて駆動さしてみます。異常がなければこれで終わりです。

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少し太い木を切る

直径が25センチ以上になると結構ふといし切るのに時間がかかる。おまけに枝が張り出していると切るのに手間がかかる。切るときに倒す方向を決めておく。木はまっすぐに生えて、均等に生えているようでもよく見るとどちらかに傾いてアンバランスになっている。そこで倒れやすい方向に切り込みを入れる。V字型に切り込みを入れ反対側を切るとV字型に切り込みを入れた方向に倒れる。大きな木は先の方の枝が複雑に絡みあっているとこれが大変。先の方のからみあっている枝をきれいにするのが大変。

チェ-ンソ-の掃除

山から帰ってくと毎日、ノコギリを掃除している。これは毎日やらなくてもいいようだが、木を切った後では必ずやっている。カバ-を外すと木のくずとオイルが混じってぎちゃぎちゃになっている。これをブロワとウエスで掃除してあとチェ-ンをかけ直してセットしてまたエンジンをかけて調整してみる。チェ-ンの張が結構、むつかしく張りが緩くてもきつくてもいけない。あと時間があればヤスリで刃を研いで燃料とオイルを入れる。慣れればそんなに時間はかからないが最初は面倒に感じた。

毎年恒例のどぶそうじ

毎年この時期になるとどぶ掃除がある。まあいいアルバイトになるので毎年参加している。時給は結構いいのだが晴れの日ばかりではなく昨年は雨の中を作業した。作業は大変で悪臭の中をヘドロをかきだして道路わきに揚げてそれをまたトラックに積み込む作業である。毎年、十数人参加している。顔ぶれはみな同じである。割のいいアルバイトなので参加者が多いのかもしれない。

竹を切り揃える

切った竹をきりそろえる作業。切った竹はそのままにしておけないので適当な長さに切り揃えて一定の場所に積んでおかないとあとの作業の邪魔になる。根元に近い方は笹がついていないので幾分、作業がしやすいが先の方は笹が多いので手間がかかる。

レシプロソ-が壊れた

マキタのレシプロソ-の刃を止めているところのネジが締めすぎていたせいか割れていた。何度やってもノコギリの刃が外れてしまいおかしいなと思っていたらやはりネジがおかしかった。ネジを調べてみると割れていた。このネジは小さな六角レンチで締めるようなネジになっていて虫ネジというらしい。特殊なネジなのでちょっと探すのに大変だろうと思っていたら身近に調達することができたのでありがたかった。道具はやはり点検と調整、修理だと思う。

竹を切るとき

最初、竹を切るとき下の根元の方から切っていたが、地面から1メートルぐらい高いところから切ればいいらしい。これはあとで竹が腐ったときに簡単に倒せるために処理しやすいようにするためらしい。最初これを知らなくて結構、根元の下の方から切っていたのだが、これが面倒なところもあった。竹が生えているところはすべて一様な切りやすいところばかりではないからである。しかし地面から1メートルぐらい上を切ればいいとなると切りやすい。竹といっても直径が15センチ程度、高さが7~8メートル程度あるので重さは多分15キロ程度はあるのが多いと思う。そこで倒す方向を意識しながら切り込みを入れて切っていかなければならない。これを間違いと大変危険。そして切った後のところに手をやるとささくれた竹の繊維がゴム手を貫いて手指をついてくる。これは痛くて困ってしまう。あと何本か竹を切ってもそのままでは処理できないので揃えて適当な長さ(4メートル前後)に切らなくてはならない。そしてそのあと笹を払っていく作業となる。