更級日記

更級日記、これを初見で更級日記と読める人はいないと思います。

 

 

作者は菅原孝標の娘の娘となっており、あの学問の神様の菅原道真の子孫(直系になるのかどうか知らないけれど)かも?平安時代の中頃、1000年頃で作者が50歳を過ぎて書かれたということで非常に記憶力がいいか、克明に記録していたのかと思います。少女時代は作品から非常に好奇心の強い利発な子供であった思います。

更級(さらしな)とは長野県千曲市 南部の地名。姨捨山 (おばすてやま) 伝説や田毎 (たごと) の月(「長野県更級郡冠着かむりき山(姨捨おばすて山)のふもとの、小さな水田の一つ一つに映る月。名月として知られる」)などで有名。また、上質のそばの産地としても知られる。

月も出でで闇にくれたる姨捨になにとて今宵たづね来つらむ

訳:月も出ないで暗闇になっている姥捨山のように、来ても甲斐のない、姥捨山に捨てられそうなお婆さんの私のところに、いったいどうして今夜あなたは訪ねてきているのだろうか。

 

更級日記

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