酷暑の中で田んぼをひく

気温34度の中で田んぼをひくことにしている。このトラクタ-は中古で購入した。しかし水温が上がりすぎてオ-バ-ヒ-ト寸前だったりした。水蒸気の排気が吹いたり運転しているとやたらにキ-が暑くなる。昨年はそのため田んぼが引けなかった。草刈り機でおおよそは刈ったがしょせん表面の伸びているところからしか刈れない。草が伸びてくると耕すことはできず伸びている草を押し倒していくだけなのでただ踏んでいくだけのようになる。おまけに草がロ-タリ-の主軸に巻き付いてしまうので深く引くことはできない。所詮中古の古い機械なので仕方がないとは思うけれど。あの車の中古車を買う感覚に似ているかもしれない。1週間前に草だけ刈ってこれからちょっとだけでも引こうかと思ったら雨が降ってきてこの時は引けなかった。この時、トラクタ-のエンジンをかけてロ-タリ-を上げようとしたら上がらない。この機械はマイコン制御になっているがマニアルを見てもわからない。近くの修理工場に事情を話して修理を依頼。2日後、コントロ-ルボックスの不良。古いので部品がないという。どうしようもなかった。手動のオンオフスイッチでロ-タリ-を上下さすというのだがこれが全くもって使いにくい。しばらく使っているとなぜか電気的な動作が働いたのかロ-タリ-の上下ができるようになった。よくわからないがおそらくは電気的な基盤の配線の錆が原因だろうと思う。雨ざらしの中で放置しておくと配線の銅部分が錆で電気が通らなくなる。これだろうと思う。しかし奇跡的に動くようになった。誰かが助けてくれたような気がした。高い気温の中、作業していると体が焼けこんでしまうように暑い。特に長靴が焼けて足が痛くなる。でも上代の人の農作業はこのようなことをはるかに凌ぐ過酷なものだったと思う。たとえ牛馬を使ったものであったてもと思うと今の時代は恵まれているのだろうと思う。

 

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