ナイアシンアミドとはビタミンB3と呼ばれているビタミンの一種でニコチン酸アミドとも呼ばれている。上のナイアシンアミドはアマゾンで買ったもので買ったときは送料込みで1450円でした。 魚、肉、豆、穀物などの食べ物に含まれている成分で、医薬部外品の有効成分として認められている。ナイアシンアミドは身体の中ではほとんど作られない。体内の脂肪や糖分の代謝に深く関る栄養素でナイアシンには、様々な症状への有効性が期待され、臨床でも使用され始めている。
ナイアシンはニコチンアミドとニコチン酸の総称。 ニコチン酸はビタミンの一種で、体の酸化還元反応にかかわっています。また、皮膚や粘膜を正常にたもつ働きや、血行をよくする作用がある。欠乏症としてペラグラ(日光皮膚炎、吐き気、下痢、不眠)という病気があり、「抗ペラグラ因子ビタミン」とも呼ばれる。ニコチン酸の不足によるペラグラをはじめ、皮膚炎や湿疹、口内炎などに用いると効果的である。そのほか、血流改善効果を狙って、しもやけや手足の冷え症状、耳鳴、肩こりなどに用いることがある。ニコチン酸を多く含む食品には、肉類、レバー、豆類などなどがある。ニコチン酸アミド(ナイアシンアミド)として通常成人1日25~200mgを経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。体の代謝では半分以上がナイアシンが作用している。
左がニコチン酸、右がニコチンアミド。両者は容易に変換できる。両者はほとんど構造が同じ、ベンゼン環についているニコチン酸の-OHのフェニル基が ニコチン酸アミドではアミノ基-NH2になっているだけ。
ナイアシンを十分に摂取することで、以下のような健康・美容への効果が期待できます。
<健康面>
・糖質、脂質、たんぱく質の代謝を促す
・アルコールの代謝を促す
・皮膚や粘膜を健康に保つ
・メンタルを良好に保つ
<美容面>
・肌の代謝を促す
・セラミド(細胞どうしや水分をつなぎとめているのが、肌の必須成分)の生成を促し、うるおいをアップする
・コラーゲンの合成を促し、ハリのある肌に導く
◼️ナイアシンが不足すると体の不調にもつながる
ナイアシンの1日の摂取目安量は、成人男性で15㎎NE程度、成人女性で12㎎NE程度です。
ナイアシンは健康や美容の維持に必要な栄養素のため、摂取量が不足すると、以下のような症状が起こることも……。
・発疹などの皮膚症状
・口舌炎
・下痢や便秘
・神経障害
・食欲不振
・不眠
・イライラ など
ナイアシン不足による不調を防ぐためにも、ナイアシンを多く含んでいるカツオ・マグロ・鶏むね肉・鶏ささみ・レバー・しいたけ・ナッツ類・穀類などの食材を積極的に摂取する。「自炊はあまりしない」「食べ物の好き嫌いが多い」などという人の場合は、サプリメントで摂取する。
ウツ、統合失調症などナイアシンの効果は統合失調の幻覚や妄想が改善することが報告されている。2週間から4週間で改善することもあった。判断力のアップがあるようだ。統合失調症はナイアシン欠乏症という人もいる。人によっては3年ぐらいかかる場合もある。