不動産資格「宅地建物取引士」に挑戦

今年の7月の初めから不動産資格の宅建士の資格に挑戦することにした。今年の6月にちょっとしたことがあって全くこの不動産の関係の事を全く知らない。この関係の知識がないものだから何をどうやったらいいのかもわからない。まして今年はインボイスが10月から始まる。それで10月に試験があるらしいのでとにかく3ケ月ぐらい期間があるようなので何とかなるだろうと簡単に思ってとにかくテキストは揃えようと書店に行った。合格率から見ると20%は行っていないのでかなり厳しい試験になっているようだ。

過去数年間の宅建士合格率

合格率 合格者数 受験者数 合格基準点
令和3年度12月実施分 15.6% 3,892 24,965 34点
令和3年度10月実施分 17.9% 37,579 209,749 34点
令和2年度12月実施分 13.1% 4,610 35,261 36点
令和2年度10月実施分 17.6% 29,728 168,989 38点
令和元年度 17.0% 37,481 220,797 35点
平成30年度 15.6% 33,360 213,993 37点

早速、書店に行ってTACの宅建士用の受験の基本テキストと問題集を購入してみた。書店の中に宅建士の紺色の封筒に入った受験案内書がまるで自分のためのように偶然レジのところにあったのでこれももらってきた。50問の試験問題の内37問から38問できれば大体合格らしい。5問免除というのもあるらしいがそれほどのこともないだろうと思って詳しく調べなかった。でも問題をやっていくうち、量がかなりあることに気が付いて5問免除の講習を受けたらよかったと思ったが願書は書店でもらったあくる日にすぐに郵便局で出してしまっていた。もうおそい。

TACのテキスト、問題集とも各3,000円程度、2つで6,000円とこれまた安くない。それぞれ民法、宅建業法、法令上の制限、その他とそれぞれテキスト、問題集とも分冊になっている。これまた量があるなと思う。マークシ-トなので論述よりはいいかと思っていたらその量の多さには驚いた 。

知り合いの不動産屋で今度、宅建を受けようと思っていると話をしたら「今は昔と違って間違っているものはいくつあるかとか、正しいものはいくつあるかとかいう問題があり過去の試験とはずいぶん難しくなっていますよ。我々の頃は間違っている、正しいものはどれかとか答えが1つだけだったんですよ」という事だった。でも、もう願書も出してしまったのでもう遅い。それとさらに「昔はなかったんですが今は賃貸不動産管理士というのもありますよ」という事だった。自分が覚えているのは今のような「宅建士」というような名前ではなく「宅地建物取引主任者」だった。いつから名前が変わったのか知らないが内容自体は変わらないらしい。

早速、テキストに沿って取り組み始めた。「民法」「法令上の制限」「宅建業法」「その他」項目が多いのでどれからやればいいのか分からない。出題数は50問で「民法14問」「法令上の制限8問」「宅建業法20問」「その他8問」 上にもあるように合格ラインは36~のようだ。

まず民法からやり始めようとしたが読んでいて理解はできるが、さあ問題をやってみたら「あれっ」となってしまって正しい判断ができていない。最初からなかなか前に進んでいけない。ちょっと難しい部分にあたるとしっかり覚えようとしてまるで何かに捕まったようになってそこから次の箇所に進めない。これは明確に理解するという意味では正しいが試験か何かで全体として合格に達するとなるとまず合格しない。じゃあどうするか?要するにちょっと面倒だと思えるところはどんどん飛ばしていくことだ。そこで記号を付けておく。わかる〇、わからない×となんでもいい。これが学生の時も年齢が行ってもできなかった。わからない所はどんどん飛ばしてどんどん何回も繰り返すということが分からない、そうするとそんな科目はできない、できないと興味がわかない、興味がわかないと面白くない、そして面白くないと結局はそのあたりの事は自分から遠くなってしまう。もともと興味があることは1回でも覚えることができるかもしれないが自分の興味から外れたものは初見では覚える事は困難だ。

特にこのようなマ-クシ-トの試験は○×で4択か5択が多い。この試験は4択だけれどこのような試験で危険なのは×肢を正解として間違って覚えてしまうことだ。最初問題を見て〇×を付けていくのだが、大抵の問題集なんかでは左ページが問題1題分で右ページに解答・解説がある。左ぺ-ジからやっていくのが普通なのだけれど繰り返していくとき×肢を正しい解釈として覚えかねない。これを避けるためには右ページの解答・解説から先に見ていかないと悪循環に落ちいってしまうので気をつけよう。最初から解答を見ていく方がはるかに速いし間違いが少ないことに気が付いたのと当然のことなんだけどかかる時間がものすごく短縮できる。

次にどれくらい繰り返したらいいのだろうかである。これがずっと何年もそして若い時からわからなかった。分厚い本になるとやってもやっても時間が経てば最初やった前の方を忘れてしまう。やるたびに前の方からやればいいのだろうけどそれではやりようもあろうけれど時間がかかりすぎる。そして何かの記録を付けないと、どこをどれだけやったのか、またやってないのかが分からない。以前ネットで見た内容のなかで問題集やテキストに◎(わかっているのでどんな時でもOK二度とやらない)〇(理解はできるがテストでは不安)△(なんとなくわかるが不十分)×(理解不能)を付けていくといのがあった。実際にやってみたが自分は続かなかった。

そのときはそれなりに不十分だったりするがちょっと間隔を置くと理解府のになったりするからである。

次に紙一枚勉強法である。これは以前の記事で紹介

この場合は理解がどうのこうのというよりは見ていくことに徹した。あまりなぜこうなるかというとに重点は置かずとにかく読んでいくことに徹した。このやり方は適当に項目を分けて順次、復習していくやり方である。一つの項目はその日のうちにもう一回やる。次の3日間は連続して復習、そして1日開けて復習、さらに1日開けて復習と1つの項目を横にやっていき15回繰り返す方法である。最初このやり方でやってみたがうまく進んでいかなかった。横にはある程度進んで行くが新しい項目の縦にはわずかにしか進んでいかない。前やったところが気になるような性格らしい。

それで縦方向に進んでいくやり方に変えた。理解が進むという点ではいまいちの方法かもしれないがこの方がには自分には合っているようだ。

わかって無くても、十分な理解が出来ていないところも有ってもとにかく前に進もうとした。そして下のように今日はこの部分、明日はこの部分をやっていくようにした。

これだと黒枠の中をどれからやってもかまわない。結構アトランダムにやった。その方が早かった。実際の試験問題を見ても民法、法令上の制限、その他、宅建業法、その他と並んでいる。最初から判断に時間のかかる民法からやる必要はない。民法の場合は何を訊いているのか問題をよく読まないと間違って○×をつけてしまう。大半の法律自体が古いせいもあってほぼ出される問題が決まっているが、そこが落とし穴で過去問をちょっといじって正誤を逆にしている場合もあり過去問だけになれて正誤を覚えていると手痛い目に遭うと思った。

 

紙一枚法の進度10月9日まで(8月3日から始めている)なかなか最初は進んでない。民法の問題集だけで8月3日から初めて1回目終わるのが8月25日となっているので23日かかっている。実際にやってない日もあるのでやった日だけをカウントすると1回目12日、2回目14日、3回目は17日 4回目は13日、5回目は8日、6回目は6日、7回目6日となっている。

 

 

 

 

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