直近7年間をやってみて結構やばいと思った数学。50年もたっているので忘れている部分も多いのだけれど式の変形なんかではテクニックを使う部分もあったりする。因数分解では技巧的なんかなとおもう。半面パズルなんかなと思わせる問題もあったりする。三角関数、複素数、微積分、ベクトル、数列の数学的帰納法、整数問題このあたりが中心的な傾向のようだ。一見しても何を答えていいのかわからないような問い方をするような問題もあったりする。このへんは過去問を十分検討してないと対応できないと思った。逆にいうと過去問を十分やっておけばほぼ問題の訊き方は一定しているよう。初見で対応できる人は少ないと思う。時間がかかる問題が多い。スピ-ドも必要だが解答の丁寧さ、採点者へのわかりやすさも必要。この問題で8割前後となるとちょっと厳しすぎるが過去問で訓練して、あと模試なんかの予想問題での対策しておけばそれほど数学で悪い点は取らないのではと思う。
2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | ||
H27 | H28 | H29 | H30 | H31 | R2 | R3 | ||
1 | 積分と三角関数 | 三角関数と極限: | 複素数:複素平面と図形 | 微分:2つの放物線の接点の範囲 | 積分:倍角、3倍角の公式 | 複素数:複素数と実数の解 | ベクトル:確率 | |
2 | 図形:円に外接する四角形の面積 | 整数の性質:素数 | ベクトル:正4面体の中の正8面体 | 整数の性質:素数 | 整数の性質:素数 modを使う | 数列・極限:数学的帰納法と極限 | 微分:接線の長さ最小値 | |
3 | 微分:接線が1本引ける | 空間図形:正4面体 | 整数の性質と三角関数: | 三角関数:円に内接する4角形の辺の長さのMAX | 積分:3角形の面積 | ベクトル:3次元のベクトル | 極限:無限級数ドモアブルの定理 | |
4 | 微分:cosの最大値 | 積分:回転体の体積 | 図形の性質と三角関数:関数 | 確率:確立と数列 | 確率:さいころの目 | 整数の性質:素数 modを使う | 積分:曲線の長さ | |
5 | 整式のあまり割り算 | 確率と図形 | 微分積分:面積の計算 | 微分積分:曲線の長さ | 微分:球面の中の四角すいの体積 | 場合の数:数字を入れる | 図形と方程式:三角形の外心 | |
6 | 確率 | 複素数と方程式 | 確率:数列:確率と漸化式 | 図形:ベクトル | 複素数:複素数とドモアブルの式 | 積分:回転体の体積 | 整数の性質:関数 微分:平均値の定理 |
7年間だけだがほぼ出る形は一定しているような感じがする。